自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

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自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784820719601
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

合理性と経験に基づく、どんなにハードワークでも決して折れることのない、自衛隊式“戦場仕様”のリーダーシップ。□体調が崩れがち
□ストレス解消のための行為が増えた(もしくはやらなくなった)
□仕事に積極性がなくなった(防衛的になってきた)
□計画の変更に強く不満を訴えるようになった
□指導を受けるのを嫌うようになった(反抗する、言い訳する、嘘をつく)
□仕事のスピードが遅くなった、ミスが増えた、残業が増えた
□人間関係が悪くなた、言い争いが増えた
□不公平感に敏感になった
□派閥ができたり、スケープゴートができ始めた
□愚痴が増えた、笑顔・笑い声が消えた
□悩み事(相談事)が増えた
□転職を考えるようになった
□上層部に対する不満が大きくなった

もし、部下もしくはあなた自身に、このような兆候が出ているようならば、今こそ、リーダーシップのスタイルを見直すタイミングかもしえません。 

競争の激化、将来の不透明さが増す中、ビジネスパーソンが受けるストレスはますます大きなものとなってきました。
ビジネスは戦場である――そう言っても過言ではないでしょう。

組織のミッションを達成するためには、特に現場のリーダーが「折れない」ことが大切です。では、どんなにハードな状況でも折れないリーダーは一体何がちがうのでしょうか。 
本書では、日本有数の高プレッシャー組織と言える自衛隊式のリーダーシップに、そのヒントを見出します。

災害派遣や訓練など、厳しい任務に取り組む自衛隊の強さは、「長期戦を戦い抜く強さ」にあります。自衛隊のリーダーは、合理的であることが何よりも求められます。
どんな状況でも任務を遂行するためには、合理的に戦力(=自分自身と部下の疲労度)を分析し、それに応じた臨機応変な戦い方をしていく必要があるのです。
  
本書では、陸上自衛隊初の心理幹部として、リーダー育成に取り組んできた著者が、超合理的な戦場仕様のリーダーシップを余すところなく伝えます。

はじめに 
序章 負けないリーダーシップを手に入れる
第1章 ビジネスという戦場を戦い抜くために必要なこと
第2章 折れないリーダーの仕事? 疲労をコントロールする
第3章 折れないリーダーの仕事? 仕事を切る
第4章 折れないリーダーの仕事? 伝える
第5章 折れないリーダーの仕事? 団結する
第6章 折れないリーダーの仕事? リーダー自身のダメージをコントロールする


下園 壮太[シモゾノソウタ]
元・陸上自衛隊衛生学校心理教官。
防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理幹部として、自衛隊員のメンタルヘルス教育、リーダーシップ育成、カウンセリングを手がける。
産経新聞社主管「国民の自衛官」受賞。退官後は、講演や研修を通して、独自のカウンセリング技術の普及に努める。
主な著書に、『自衛隊メンタル教官が教える心の疲れをとる技術』(朝日新書)など。

内容説明

どんなに厳しい状況にあっても折れないリーダーは何をしているのか?ビジネスは、戦場である。長期にわたり厳しい任務を強いられる自衛隊で、リーダーがもっとも重視していることは「合理的」であることだ。任務を遂行するために合理的に戦力(=自分自身と部下の疲労度)を分析し、それに応じた戦い方をする。本書では、リーダーが決して折れることなく、ビジネスという長期戦を戦い抜くために行うべきことを紹介する。

目次

序章 負けないリーダーシップを手に入れる
第1章 ビジネスという戦場を戦い抜くために必要なこと
第2章 折れないリーダーの仕事1 疲労をコントロールする
第3章 折れないリーダーの仕事2 仕事を切る
第4章 折れないリーダーの仕事3 伝える
第5章 折れないリーダーの仕事4 団結させる
第6章 折れないリーダーの仕事5 リーダー自身のダメージをコントロールする

著者等紹介

下園壮太[シモゾノソウタ]
メンタルレスキューシニアインストラクター。元・陸上自衛隊衛生学校心理教官。1959年、鹿児島県生まれ。1982年、防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理幹部として、自衛隊員(特に幹部)へのメンタルヘルス教育、リーダーシップ育成に携わるとともに、多数のカウンセリングを手がける。陸上自衛隊衛生学校で、コンバットストレス教官として、衛生科隊員(医師など)に対する教育に携わる。専門は、カウンセリング、うつ、自殺予防、惨事対応、メンタルトレーニング、リーダーシップトレーニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桜もち

56
いろいろな理由で、課の人員が減ってきた。もう1人も休めない状況である。体調が崩れる、スケープゴートを作り始める、リーダーに対する不満が大きくなるなどといった本に書いてある兆候が、当てはまってる。蓄積疲労への対処が、戦い続けるためには一番重要らしい。最低三日間の休暇を取らせること、仕事を切ること。悲しいかな、タイトル通り、職責上リーダーしかできないことが書いてあった。私にできることではなかった(*_*)あえて言えば後輩に目を配り気を配り声をかけることくらいか…私がリーダーになる時まで覚えておこう。2017/11/26

たまきら

31
判断によって、生死が決まる現場ー医療現場の最前線で働く人たちのストレスもすごいと思うけれど、昔米海兵隊員と過ごしたときに感じた「ああ、こういうシンプルな思考にしないと最前線で自分を保てないんだな」をこの本で再確認できた。この本に自分が魅力を感じるのは、自分の、そして他人の時間を無駄にしない実質的なアプローチ部分。アクション重視で素早い行動パターンは好みの解決方法です。体育会系に向いている技術かも。海外派遣時の問題などの体験談をもっと読みたかったけど、極秘内容なのかもなあ。2019/03/15

kei-zu

21
自衛隊の心理教菅であった著者によるリーダー論。困難時におけるリーダーのふるまい方について、究極のストレス状態である戦場での判断基準に比して説明される。実戦でなくても、大震災の際の現場リーダーの判断ミスなど、リアルに響きます。 高ストレス下では、作業にかかる負担が2倍になる。その際に判断すべきことは何か。他ではあまりない視点からの指摘が参考になります。2022/09/18

majimakira

11
「第2段階」の疲労、すなわち、一晩ぐっすり眠って解消できるレベルを超える疲労を抱えるチームと自分自身が適用すべき、チームを「つぶさない」ためのリーダーシップの講義。私自身、これまでの実体験において止むを得ず選ぶことが多かった「仕事を切る」手法や、悩み続けてきた「部下にチャレンジを強いることの限界」や「自身の感情のコントロール」について、寄り添うように肯定し、アドバイスをくれる、目新しく合理的なリーダーシップ論だった。明日からまず、「参謀」を見つけよう…。2018/03/25

yk

5
PrimeReadingで。これは買って再読してもいいかも。すごいいい本でした。厳しい環境で働いている人ほど効く本なんじゃないですかね。長期戦を前提に考える、負けないリーダーシップの取り方など、かなり現実的です。2018/07/15

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