内容説明
豆乳プリンほか、豆製品やスイーツでひそかな人気の中小企業「まめっこ」に入社した豊川進吾(28)。会社の拡大のために「人事」機能の強化をめざす会社から与えられたのは「ひとり人事」の仕事だった。ひょんなことから知り合った人事コンサルタントのあやかの力を借りて人事の仕事に邁進する…。
目次
1 人事の仕事とは(企業をとりまく変化と人事部の役割;人事戦略と人事制度 ほか)
2 採用する(採用とは;採用戦略とは ほか)
3 評価と配置(評価をめぐる人事の役割;人事異動 ほか)
4 人を育てる・守る(人材開発の目的とは;人材開発の全体像 ほか)
5 働きやすい職場を作る(職場の活性化とは;さまざまな活性化策の形 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
10
僕のように、資本主義のど真ん中を生きることが苦手なひとにとって、この「マンガでやさしくわかる~」シリーズは、とても勉強になる、マンガだし。けっこう大事だと思ったのは、なぜ「人的資本」とか「人財」とか、ヒトに焦点が当たるようになったのか、という箇所。現代資本主義社会では、ビジネスモデル、商品、サービスはすぐにパクリパクられ差別化が難しくなった→だから、人に投資して他社との差別化をはかりましょう、という話。形式はマネされても、あらたな形式を作り出すイノベーション人材はマネできな。ね、ヒトは「生もの」だからね。2025/04/21
YJ
7
概要は理解できた。人事異動→適正配置の追求、組織活性化、従業員の能力開発。誤字がちょいちょいあって気になる。2017/01/13
山下哲実
6
図書館本にて読了! マンガで分かり易かったです。2024/10/14
ふたば
4
アルバイトだが採用活動をする必要があるために、採用にかかわる本を読んでみた。今回の採用については、悩むところが多く、始まったところで少々息切れがしている状態であるため、何等かの方向性が見えないかと思ったのだが、正社員とアルバイトではやはりいろいろが異なっている。うちがどういう人を採用するのが良いのか、採用した人がうちで生き生きと働くことができるのか、悩みは尽きない… 正直この本はアルバイト採用には役に立たないが、将来の正社員獲得の時にはまた参考にすることがあろうかと思う。そういう日が来れば・・・だが2018/12/11
miyatatsu
3
読みやすくて人事の仕事の概要を知ることができます。人事の世界に入るにはこの本からで十分だと思います。2018/04/15