出版社内容情報
子どものやる気を高めるための親の「言葉がけ」やフレーズが具体的なビフォアー・アフターの形式でわかる本。
内容説明
こんなとき、なんて言ったらいいの!?Before&Afterで伝わる言葉がたちまち見つかる!
目次
序章 子どもが伸びる言葉って?
第1章 ふだんの生活と習慣に関わる言葉かけ
第2章 学習に関わる言葉かけ
第3章 人間関係に関わる言葉かけ
第4章 あたりまえのことを勇気づける
第5章 言葉かけのための自分への勇気づけ
著者等紹介
原田綾子[ハラダアヤコ]
勇気づけ親子教育専門家。株式会社HeartySmile代表。1974年生まれ。小学校教員時代、子どもを伸ばすには母親自身の心がイキイキとしていることが重要だと気づき、教員退職後、「勇気づけ」をベースとした子育て講座、講演活動を開始。子どもへの関わりかただけではなく母親の心のありかたに焦点を当てたオリジナル講座は好評で関東だけでなく、全国各地からの受講生も多数。8年間で、延べ1万人以上に勇気づけを伝えている(2015年6月現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
106
【練習練習♪】 抽象的には『「自分はできるんだ!」というイメージをプレゼントする』『あたりまえのことを勇気づける』『自分が言われてうれしい言葉を』『自分だったらどう関わられてたら嬉しいかな?と考える』 /具体的には言い換え方が、たくさん載っていました(^ω^) 知るって一歩すすむね♪2015/09/16
ショア
24
著者の教員時代の経験から培った子供への言葉かけと親の思考法。ケーススタディが多く日々の生活での子供への言葉かけの参考に。本来は元気に生きていられるだけで素晴らしいこと、ケチやダメ出し減点方式ではなくできたことに足し算するマインド。褒めるのではなく勇気づける。怒るのではなく毅然と叱る。出来たことを認めて出来ないことはスルーする。認めることを繰り返す。結果評価ではなく姿勢や過程に注目。信頼を伝える。親自身の自信の無さがダメ出し思考に。プラスの思い込みで潜在意識にできる要素を埋め込む。組織の部下育成にも使えそう2024/01/06
しぃ
19
練習帳というだけあって、いつもの言葉からの変化パターンは豊富に載っていました。それはそれで良かった。アドラー的味付けはほんの少しかな?アドラーに初めて触れるにはどうだろうかと思いますが、アドラーを育児に特化して使いこなせるように分かりやすく掘り下げてくれたのかなとは思いました。こういうの読んでるせいか、最近怒らなくなったなーと自分でも思います。2016/05/03
MOCCO
8
ナナメ読み。アドラー心理学に興味があっての一貫で読んだが、フツーに育児本として参考になる1冊。「スルーする」という概念は面白かった。なんやかんやで、ママ7年生なので、育児本に頼るよりも、自分の経験則を優先するようになってきたなー、と思う。ちょっと成長?2016/02/25
estarriol
6
子どもが宿題をしないときの言葉かけ、失敗してしまったときの言葉かけなど、色々な場面に応じた言葉かけ例が掲載。一つ一つを覚えることはできないが、言葉かけに重要なエッセンスを心留めておくのが重要なのだろうと思う。元教師の言葉ということもあり、説得力があるように感じた。「上から目線にならず、横の関係の言葉かけ」「否定語ではなく肯定語」「ホメより勇気づけの言葉を」「人格ではなく行動に焦点を当てて勇気づけ」「善悪に関わらず、注目行動が強化される」「DESC法で提案を」2019/10/18