内容説明
スペインの人気脚本家・映画監督が10年の小児がん闘病で学んだこと。治癒の可能性3%のがんから生還した著者の最高にポジティブな教え。
目次
1 歩みだす―イエローワールドとは(そもそもの始まり―ぼくとがんのこと;イエローワールドとは?)
2 成長の時―幸せが見つかる23のヒント(失うことはいいことだ―「脚のさよならパーティーをやるといい」;痛みなんてものはない―「そもそも痛みなんてないんだとしたら?」;30分後、問題解決力は高まる―「X線の検査結果の封筒はまだ開けないでください」 ほか)
3 生きていく―君を支えるもの(イエローズ―君を幸せにする友情の新しい形について;イエローズの出会い方、見つけ方;イエローワールドにようこそ―君だけの幸せを見つけよう)
4 そして最期の時―幸せな人生の終わり方(幸せなエンディング―イエローな最期を迎えるために)
著者等紹介
エスピノーザ,アルベルト[エスピノーザ,アルベルト] [Espinosa,Albert]
1973年バルセローナ生まれ。スペインで現在最も注目されている脚本家で映画監督、俳優、作家。14歳から10年間、がんで闘病生活を送る。完治後、自身の経験に基づいたドラマや劇を精力的に発表
松枝愛[マツエダメグミ]
1979年東京生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
15
14歳でガンの宣告をされ、その後10年間の闘病で学んだちょっとしたヒント。 状況が気持ちを決めるのではない。自分の考えが気持ちを決めるということなのだろうな。2014/09/06
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/10/04
ばなな
2
図書館へのリクエスト本で購入して頂きました。14歳でガンが見つかり闘病生活10年。この23の数字にも意味がある。死を恐れない・・・決して怒らないコツは、参考になりました。ああ反省。2015/07/18
オラフシンドローム
1
★★★★☆ 啓発本かと思ったら、14歳でがんに成った著者のポジティブエッセイだった。 自分のカルテをつけるごとく、いいこと日記を書くこと、人の言葉に耳を傾けて学んでいくこと、素敵な本だった。2017/06/17
osakaspy
1
一見軽いタイトルからは想像できない読み応え。著者の持つ生きる力が随所に伝わってくる。殺伐とした闘病生活においては、新鮮な散文詩のようでもあり、かつ、使える実用書でもある、という非常に変わった特徴を有する本です2014/05/23