内容説明
震災から完全復活を遂げ、売上50倍!顧客・働く人・地域を幸せにする会社をつくり上げた“型破り”社長の経営の仕組みと哲学。
目次
序章 絶望の中で生まれた「人に必要とされる会社」
第1章 本当に「強い」会社になるために
第2章 会社を強くするリーダーの考え方
第3章 組織の「考える力」を強くする仕組み
第4章 全員が主役になれる仕組みをつくる
第5章 一人ひとりの心を強くする
著者等紹介
松浦信男[マツウラノブオ]
万協製薬株式会社代表取締役社長。1962年兵庫県神戸市に生まれる。徳島文理大学薬学部、三重大学医学部大学院博士課程卒業。薬剤師。1982年に父が創業した万協製薬株式会社に入社。1995年に阪神・淡路大震災で被災し、その復活のため、大阪の東洋漢方製薬株式会社の代表取締役に就任。1996年に同社の代表を辞任したのち、三重県多気郡多気町で再スタートした万協製薬株式会社の代表取締役に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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瑪瑙(サードニックス)
43
とても読みやすかったです。阪神淡路大震災で何もかもを失った著者が再起して素晴らしい会社、いえ、素晴らしい社員がいる会社を作った成功例。まがりなりにも夫も中小企業の社長なので、同じ事を言っていた箇所もあり、楽しく読めました。全ての企業が真似をすればいいわけではなく、その会社にあった方法を見つければいいと思いました。この本に出会えた事に感謝です。2019/06/13
藤吉 功
3
松浦社長の思いが結集された経営の本です。人を大切にすることの大切さがよくわかりました、ありがとう!2013/05/21
レイコ
1
読み終わったことを忘れていたので、3日後にレビュー登録。成功例のひとつだから理想であり目標になりうるけれど、すべての組織が成功例をまねればその通りになるわけではない。十人十色、十社あれば十通り。人とのつながりは大切でありながら、人に裏切られることも経験している著者だからこそ、誠実にじぶんの信念に従って働いているという積み重ねが大切なんじゃないか、と。「いい人に出会う」というモットーは、ハマり。2016/07/24
Daisuke Saitoh
1
この会社は理想ですね。しかし、なかなかうまくいかないのも現実です。私もこのような会社経営を目指して行きたいと思います。2012/10/21
一龍
1
著者は阪神・淡路大震災ですべてを失ったところからスタートし、万協製薬株式会社を再建した松浦社長。 本当に人を大切にする会社とは?会社とはどうあるべきか?そして経営者とはどうあるべきか?をぜひすべての経営者に読んでほしい1冊。 「文化祭の前日のようなワクワクする会社」を目指したという社長の行動力やアイデア、そして何より経営者としてのあり方に感動します。 日本はまだまだ捨てたもんじゃない。2012/08/29