内容説明
孫子が説く「リーダーシップ」「戦意高揚」「人材登用」「戦略立案」「交渉術」「情報戦術」を現代流に読み解く。
目次
第１部 ３０分でわかる『孫子の兵法』
第２部 『孫子の兵法』をビジネスに活かす（孫子の思想；孫子のリーダー論；人心掌握と戦意高揚術；戦う組織と人材登用術；常勝のための戦略立案術；権謀術数と交渉術；詭道と常勝戦術）
第３部 『孫子の兵法』全文現代語訳
著者等紹介
楊先挙［ヨウセンキョ］
１９３０年中国浙江省に生まれる。元・中国人民大学教授。専攻は教育学、科学研究の分野であり、主として、企業管理、企業文化、中国古代の管理思想研究、中国文化と企業管理を研究
祐木亜子［ユウキアコ］
東北大学経済学部卒。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了。日本での４年間のＯＬ経験を経て中国西安の大学に留学。その後、上海の弁護士事務所で翻訳・通訳業務に携わる。現在は中国関係の著作に関わる傍ら、異文化間コミュニケーション、日中関係、中国古典に関する講演活動を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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YJ
4
わかりやすく、面白かった。『孫子』リーダーには、智、信、仁、勇、厳が必要である。迂直の計:遠い道を近道の変える戦術。戦わずして勝つ。土光敏夫『経営の行動指針』2017/01/30
さくさく
0
有名な経営者たちのバイブルと聞いて読んでみましたが、経営者だけでなくマネージャークラスにもぜひ一読してほしいと思う1冊でした。 企業戦略の1つの考え方として、組織の目指す方向性を統一し、いかにその想い（勢い）を駆り立てるようにするかで組織力の強さが変わってくる。 そして常に上層部が状況を冷静に判断し、一貫した姿勢を見せることで下が育っていく。 そんな風に解釈しました。2023/07/08
skysquash
0
内容のエッセンスはいろんな形で経営やマネジメントの哲学に影響を与えてきたせいか、そこそこアンテナ張って勉強してきた身としては目新しさがなかった。 一方で戦争というわかりやすい題材故、非常に大事なことを再認識できた。戦う＝目的を持った行動を起こす前に、情報を集め、環境を理解し、戦力を最も適したタイミングを見極めて、動かせば自ずと勝ちに繋がることだと思った。 戦略思考とはまさにこの事で不確実要素がある中でも勝ちに転がるように仕掛け、好機を見計らうが戦力を上げること以上に重要で、頭脳を使うべき領域である。2022/06/07
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