内容説明
「世界最大のベンチャー株式市場、ナスダックが2000年末に日本へ上陸!」の報道は、わが国の証券市場を築いてきた東証・日証協に大きな衝撃が走った。その仕掛人は、米国インターネット関連ベンチャー企業に集中投資して、日本、米国など100社以上のグループを傘下に持つソフトバンク社長・孫正義氏である。いまやソフトバンクは、二兆円の含み益を持つ超成長企業である。本書では、孫氏がなぜナスダック事業へ参入しようとしているのか、その狙いと勝算を紹介する。
目次
第1章 日本版ナスダックの衝撃
第2章 ナスダック・ジャパン構想の背景は何か
第3章 ナスダック・ジャパン構想実現への関門
第4章 インターネット産業革命
第5章 天才神話の復活
第6章 なぜ「インターネット財閥」を目指すのか