内容説明
TOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)とは、イスラエル人の物理学者エリー・ゴールドラット博士が20年にわたって開拓してきた手法である。革新が必要なこれからの日本企業にとって、TOCは必ず役に立つツールになる。本書は日本ではじめてTOCを紹介する。
目次
第1章 TOCでよみがえったメーカー―ある劇的な改善物語
第2章 TOCとは何か―TOCの歴史から
第3章 TOCの生産改善手法
第4章 TOCのスループット会計
第5章 思考プロセス
付章 TOCの情報源
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
y061186
5
発行された1997年は、まだ「The Goal」が翻訳されていなかったこともあり、日本語でTOC理論を説明されている本はなかった。当時であれば物語の手法を用いた説明は、ゴールドラット氏も用いていることから、的を得ていると感じる。しかしながら、現在は「The Goal」が翻訳されていることから、TOCの流れを理解する上では本家を読んだ方が理解できる。しかし、TOC理論の情報源や具体的に何を考えれば良いか、説明が少なかった思考プロセスについて書かれている点は読む価値がある。2014/01/14
Kazuya
1
内容は制約条件理論(TOC)の初級編解説書。入り口として読むならば、わかり易く効果的。しかしながら広くて浅いところがあるので注意。簡単に知りたいという方がいれば、最初に紹介したい一冊だ。152012/09/25
tsubaki
0
小説と解説に分けて,わかりやすく整理されていた.ただ,ザ・ゴールが翻訳されている現在はそちらを読む方が良いと思う.そちらを読んだうえで本書を読んだので良い復習にはなった.2015/02/14
shimayarou
0
説明が分かりにくい。2011/11/11
Tsubasa
0
後半の思考プロセスが役立つ2008/03/31