内容説明
LDにこだわり「誇り高き孤立」を選択したパイオニアは、VHD陣営との“13対1の戦い”を勝ちぬき、今や大いなる未来へ踏み出した。この「奇跡の逆転」は、なぜ可能だったのか?
目次
第1章 大いなる“音と光の未来”への離陸―CLD―100開発プロジェクト
第2章 孤立からの出発―なぜレーザーディスクを選択したのか
第3章 逆風に抗して―LD発売時に襲ったオーディオ不況と経営トップの死
第4章 逆転への道程―VHD陣営との13対1の孤独な戦い
第5章 カラオケが世界の文化になる日―レーザーディスク事業を支えた影の存在
第6章 “音と光”は地球をめぐる―世界四極体制への布石
第7章 LDを核に翼を広げる―着々と進む映像戦略
第8章 未知への挑戦はつづく―21世紀に向かっての経営戦略
第9章 松本家とパイオニア