内容説明
松下、ホンダ、ソニー、ヒューレット・パッカードなど、若々しくイノベーションを続けている企業がある。これらの企業では物事の感じとり方,情報の価値づけ、自分の中へのとり込み方,決断の仕方,組織メンバーへの思いの伝え方、巻込み方、走らせ方など随分共通している点が多い。そこで企業経営を「急流をいかだで下るときのバランシング」のイメージでとらえ、「変化に耐える」哲学と方法論をつくらねばならないと思えた。
目次
第1章 人間性パワー中心のイノベーション・リーダーシップとその必要性
第2章 イノベーション・リーダーシップを発揮する方向
第3章 イノベーション・リーダーシップヘ成長過程
第4章 ビジョンを浸透させるためのメカニズム
第5章 イノベーション発想の基本的枠組
第6章 ビジョニングの具体的方法
第7章 イノベーション実践の戦略と戦術―ビジョン実現のための巻込みプロセス
第8章 戦術具現化(巻込み)のための行動パターン