内容説明
経済性を追求するには、複数の選択肢を用意し、利益の相違を科学的に比較検討することが大切。間違いのない意思決定を行うための損得計算のやり方を、数多くの具体例により解説する。
目次
第1章 経済性工学のすすめ
第2章 意思決定のための金勘定
第3章 損か得かは見方の違いから―比較の対象を明確に
第4章 損得計算と割勘計算の本質的相違点―有利な方策の選択か公平な配分か
第5章 変動要素を比較する―相違する費用と収益
第6章 どんな判断尺度がよいか―意思決定の三つのタイプ
第7章 歩のいい案とはどんなものか―独立案の選択
第8章 どちらが得か安全か―排反案の選択
第9章 どんな組合わせが得か―混合案の選択