内容説明
“国家と社会”を追究し続けた歴史学者が綴る「研究自叙伝」。
目次
第1章 史学との出会い
第2章 戦時下の古代研究
第3章 研究室の新しい風
第4章 仮説と論証
第5章 浄土教の研究
第6章 インド瞑想行
第7章 国家と天皇の起源
第8章 アメリカの日本学者たち
第9章 東アジアと古代日本
第10章 紛争と挑戦
第11章 第二の人生を迎えて
著者等紹介
井上光貞[イノウエミツサダ]
1917~83。東京都生まれ。井上馨・桂太郎の孫。東京帝国大学卒。1967年(昭和42)に東大教授。大和政権の全国統一の過程を明らかにし、大化改新前の古代国家の構造を解明した。78年に退官。81年に国立歴史民俗博物館初代館長となる
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