出版社内容情報
忘れかけていた露伴文学の現代的意義を発見して、再評価を提唱してきた著者の露伴関係論文を集めた、学会待望の書。露伴文学の本質と魅力を知り、露伴研究の現在を知る上で不可欠の一冊。
目次
1(露伴登場―「露団々」その他;「風流仏」論;「対髑髏」論;「一口剣」論―正蔵の問題 ほか)
2(露伴の初期作品に見える夢;露伴と少年文学;露伴の想像力と文体;露伴と連句 ほか)
3(露伴・その軌跡;露伴案内;露伴研究のために;露伴の“反近代” ほか)
著者等紹介
登尾豊[ノボリオユタカ]
昭和17年(1942)1月27日、福岡県出身(本籍は熊本県)。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。昭和47年4月山形大学講師、49年茨城大学助教授、60年同大教授、平成8年4月から熊本県立大学教授、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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