大田洋子集 〈第3巻〉 夕凪の街と人と (復刻)

大田洋子集 〈第3巻〉 夕凪の街と人と (復刻)

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  • サイズ A5判/ページ数 418p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784820579250
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまゆう

1
「無欲顔貌」。「土手の人々」を訪ね歩く篤子はおおまかにそう感じる。生活を蹂躙された者は怒りを忘れ明日の生活に奔走する。それは篤子が東京から戻ってきたということもあるだろう。人間批判的視点ではあるが、希望を持つこと、それ自体が重荷になる程に疲弊させられ蹂躙されていた土手の人々に何ができようか、。再読後思ったのは少なくとも逞しさではなかった。2013/05/19

Yumikoit

0
「この世界の片隅に」の映画を見に行って、「夕凪の街・櫻の圀」を読んで、Wikiって、こちらにきた。まっすぐな目線、身内に溜まる感情、淡々と描く。2016/12/10

しまゆう

0
こうの史代の「夕凪の街、桜の国」より。小説、というよりルポに近いような構成。一定して描かれているのは装飾のない、そのままの暮らし。神経症に悩まされながらもその爆心地あとにつつましやかに、たくましく暮らす人々を連日訪ね歩く主人公(作者とされている)に諦めではない、すがるような復興への思いを感じた。

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