目次
美しく自分を染めあげて下さい
花といるのはしあわせだ
よそ行きの顔はきらい
のどかなとき
だから土とくらして行きたいんだ
おぼえているかいあの春を…
わたしは歌に思い出をたどる
路がある丘がある川がある
六人の友達
むかしはどこにも匂いがあった〔ほか〕
著者等紹介
サトウハチロー［サトウハチロー］
１９０３年、東京に生れる。本名は佐藤八郎。父・佐藤紅録、異母妹・佐藤愛子はともに作家。西条八十に師事し、『爪色の雨』で詩壇に登場。歌謡曲・童謡も数多く作詞し、１９６２年に「小さい秋みつけた」で日本レコード大賞童謡賞を受賞。１９７３年、永眠
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感想・レビュー
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いっせい
57
図書館で何気無く手に取った本。冒頭の詩に、ガツンとやられた。涙が出そうになった。暖かい春の日差しに包まれているような気分にさせてくれる詩集。「ひとにはやさしく 自分にはきびしく 〜 ひとをいたわり 自分をきたえる 〜 」 自分も、そうありたいと思います。2021/10/21
おはなし会 芽ぶっく
5
H30年度の卒業生（小学生）に選書。2019/03/08
チロル
3
家本再読39冊目。読んでいると、長閑な田舎を思い起こさせてくれるような詩集です。よく晴れた日がな1日、のんびり縁側でこの詩集を開けて日向ぼっこをするのに向いているな…と。「どういうしかけになってるの」という詩は子ども目線で書かれている気がして、わかるなぁという思いと、可愛らしいな♪ という感想を抱きました。「ありがとう」という言葉、わたしも母国語、そして育ちなれた方言の響き、そこに温かな心がこもっていると思います。2018/03/14
よめしま
2
ページを開くとすっと心が静かに、クリアになるような詩集。「美しく自分を染めあげて下さい」のタイトル、「白はすばらしい色になる。…輝きのある色になる」のストレートな一節、強さを感じてとても印象的。どこかで引用したくなる詩ばかり。2022/01/18
choco
1
最後の「ありがとうがなくなった話」のところを読んで「ありがとう」という言葉について考えた。2018/02/23
