内容説明
本書は、アメリカの核実験で被曝させられた太平洋中西部・マーシャル諸島の人々を中心に、二五年以上にわたって取材を続けてきた日本と世界の核実験、原子力発電、ウラン鉱石の採掘などによって被曝させられた人々の被曝史である。
目次
1 核時代への前ぶれ―1914‐1945年(日本統治下のミクロネシア;アメリカによるミクロネシアの統治 ほか)
2 相次ぐ核実験のなかで―1946‐1953年(「核の十字路」を渡る;“一時的”な移住 ほか)
3 核実験の拡大とさまよう被曝者たち―1954年(予想をはるかに上回る被害;被曝者たち ほか)
4 「核」の論理と「反核」の論理―1955‐1960年(「核」への危機意識;エスカレートする核実験競争と被曝者たち ほか)
5 核軍縮への遠い道のり―1961‐1970年(核軍縮への遅々たる歩み;部分的核実験禁止条約 ほか)