内容説明
旅と放浪…。格調高く清澄な名句が胸を打つ。
目次
須磨寺にて
小豆島にて
其以前の作
入庵雑記
書簡
放哉へ送る
放哉の事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
4
淋しいねぇ 読み進むほど凹んでくるよ2020/06/07
Hiroki Nishizumi
3
凍えるような寂しい境地だ。表面的なエリートとか著名人など吹き飛ばす勢いも感じる。しかし部分的に同感できるところがあるゆえに現代でも読み継がれているのだろうな。それにしても荻原井泉水の序が素晴らしい。2017/12/31
kiji
1
★3。尾崎放哉の散文と書簡を初めて読みましたが、自由律句同様、孤独感がしみ出してくるような文章でした。40歳で死を覚悟する態度はさすが明治人です。放哉は孤独を愛したというよりも、孤独にならざるを得なかった人ではないでしょうか。「こんな好い月を一人で見て寝る」2013/12/08