出版社内容情報
人間の記録 第32巻 人見絹枝「炎のスプリンター」
四六版 本体1,800円
ISBN 4-8205-4273-7
人見絹枝(1907~1931)岡山県出身
「世界のヒトミ」と呼ばれた陸上選手。走り幅跳びや100メートルで
世界記録を更新。オリンピックで日本女子初の銀メダル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
khiikiat
1
人見絹枝の競技会報告を構成した自伝。唐突に終わる感あるが、実際彼女の人生そのものが著作の翌年終わっている。自伝故愚痴がましいことはあまり出てこないが、プラハへは募金で行ったこともあり、成果を迫る大衆から相当の批判と重圧があったのだろう。今日の五輪報道に照らしても興味深い。大正期の黎明期の女子体育教育の様子も面白い。軟式テニスが盛んだったんですね。。2014/02/23
yukari@627
1
人見絹枝自身が書いた自伝?のような本。本を読むと人見さんは運動能力が高かっただけでなく、日本女子の陸上の未来を考え、文才があったのがよくわかる。2012/07/20
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