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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
10
北海道の置戸町の図書館で働かれていた著者による町の図書館の歴史や運営、北海道内の図書館事情、そして町の産業、文化、本が出た当時(1992年)の現状などについて書かれた本。昭和20年代に町内の読書会の会員がリアカーを引いて本を集めて図書館の源流を作ったところからはじまり、図書館の建物の建設、図書費の予算額、図書館に関わった人たちについてのことなど内容が濃く、図書館を知りながら置戸町のことも知ることができるという本。大まかな例えですが「移動図書館ひまわり号」の、北海道の町の図書館バージョンではないかと。2017/05/09