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目次
1章 「ゲーム」とは何か(ゲームの範囲;伝統ゲーム ほか)
2章 事例集(おおづ図書館のボードゲーム館外貸出;高校でのボードゲームを使ったコミュニケーション研修 ほか)
3章 ゲームサービス導入に関するQ&A(図書館でボードゲーム企画を立ち上げたいと思っています。具体的な進め方を教えてください。;企画書を書くときのコツや留意点を教えてください。 ほか)
4章 図書館情報資源としてのゲーム(図書館でゲームを収集する社会的意義;ゲームの図書館情報資源における位置づけ ほか)
5章 ボードゲームアーカイブの可能性(ボードゲームの網羅的な収集・保存;データベースとメタデータ)
著者等紹介
日向良和[ヒナタヨシカズ]
都留文科大学情報センター准教授。元都留文科大学附属図書館司書。図書館情報大学図書館情報学部卒業、慶應義塾大学文学研究科図書館・情報学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
15
非常に興味深く読了。司書でゲームを愛す著者(高倉氏)が行ったゲームにまつわるイベント実践集が主な内容。良い点悪い点をきちんと整理し、イベンターの口調にも気を配り、配慮を重ねながら実施する様子が伝わる。ちょうどTRPGについて身近で話題になっていたので、雰囲気がつかめ良かった。公共図書館より学校図書館の方が実施ハードルは低い。でも図書館資料との相性も良く、図書館から離れがちな中高生の目を図書館に向けるには魅力的なコンテンツと思った。他、ボドゲやデジタルゲームの例も。ところで九州ってゲームが盛んなのかな?2019/06/26
タナカ電子出版
12
この本はボードゲームが大好き過ぎて全国図書館でボードゲームの広報活動しまくった著者の体験本です。同じようにボードゲーム好きでみんなにこのゲームを広めたいと思った人は読むことをおすすめします!私もボードゲーム好きですがここまで自分の時間と労力を傾けられません。その点はすごく評価します。以上。2018/12/08
Танечка (たーにゃ)
7
最近、ボードゲーム会を開催している図書館がときどきありますね。図書館の存在意義とボードゲームをどう調和させるのか、現場の試行錯誤が伝わってくる良本。(図書館主催じゃなくても)ボードゲーム会に参加する立場としては、不特定多数が参加する会をうまく運営する方法のヒントも得られました(長年ボドゲ会をやっていればもう知ってるよー、な経験則ですが、これからやりたい人には参考になるでしょう)。2018/12/15
kenitirokikuti
7
図書館にはすでに音楽CD、映画のDVDがあり、ラノベも置いてあるわけで、広義のゲームを扱わない理由がない。学校の図書委員会活動と地域の公共図書館が連携するとなおさらだ。またスマフォ世代は据置機世代よりも電子ゲームに触れやすい。TRPGについてはソードワールドがメインかなと思ったのだが、動画ではクトゥルフ神話TRPGが多いらしい。ホラーだと身の回りを舞台にできるって利点があるなぁ。人狼と通じるのかもしれない。ポケモンGOとFGOはコミュニケーションツール。もちろん、5年後10年後は分からないが。2018/12/24
ぽん教授(非実在系)
5
ボードゲーム・TRPGなどをどう図書館サービスに組み込むか、その実践例と知財法などとの兼ね合い、コレクション構築や図書などとのコンボといった現場重視の内容。数少ない(?)ヤングアダルトサービス寄りの最新の実践例であり、発展途上故の生煮え感・試行錯誤感も感じられる分、これからこういうことをやっていきたいという人が果敢に参加したい気分になりやすい。「図書館たるもの、遊びなんてケシカラン」という旧態依然としたものを一掃したい著者の意志を感じるが、上の世代がどこまでついていけるのかは未知数なところ。2019/01/24
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