内容説明
両親への想い、母に捧げて描いた絵本、恩師への感謝、史上最年少賞金王になった夜のこと、学校、髪型、将来の夢、インタビューが上手なわけ、ファッションが趣味、相棒・キャディーさんとの関係、震災の年に成人した僕らの世代、賞金を被災地に寄付するという決意…。だれも書かなかった石川遼。
目次
石川遼との出会い
父の役割、母の役割
石川遼の“強さ”
すべてはマスターズ優勝のために
石川遼の“普通”
石川遼のお母さんを取材する
賞金王を獲得した日の晩餐は？
加藤さんあっての石川遼
二人三脚の形―父・勝美さんとの暗黙のルール
石川遼の趣味
うますぎる！？インタビューの謎
石川遼のつくり方
恩師
１０センチの後悔
石川遼とマスターズ―１年にひとつの課題
東日本大震災
被災地にて
２０歳
著者等紹介
柳沢英俊［ヤナギサワヒデトシ］
１９８３年１月千葉県柏市生まれ。２００１年３月京華高校卒業。高校時代はサッカー部。東京都立大学工学部卒業後、２００６年４月日本テレビ入社。スポーツ局に配属。２００７年５月石川遼の取材開始。２０１０年１２月ドキュメンタリー番組『リアル×ワールド 石川遼を追いかけて』で初めて企画・演出として１時間のドキュメンタリー番組を制作。現在『ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ』『Ｇｏｉｎｇ！Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ』を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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shigoro
4
ゴルフ界の新生スーパースターで実力もさることながら、好青年であり、ハニカミ王子としてもオバサマ方に人気があるのは頷ける。プレー自体はさておき、あの歳でインタビューがしっかりしているのは印象に残っている。「1」聞かれたことに対してキチンと「2～3」返せるのはすごいことだし、頭の回転も良さそうだわ。集中力があるからとのことだが、やっぱり才能(無論、努力もあるだろうけど)だと思うけどね。 2012/07/23
越部社長
1
著者は石川選手と比較的年齢が近いということもあり、本当に良い関係を築けているのだろう。石川遼という「スター」の等身大の魅力がよく伝わってきた。取材対象に接近し、対象に憧れ、自らを同化し過ぎてしまっている危うさを感じなくはないが、記者としての経験の浅さ、未熟さの自覚を失わず、そのギリギリのバランスの中で、この本は読後感も清々しい良質のドキュメントになっている。しかし、石川遼は尊敬に値する２０歳ですね。2012/01/08
Tomoaki Kudomi
0
ほとんど年が変わらない人の考えを知りたくて、購入。一流のアスリートは、やっぱりしっかりした考えを持ってるんだなと思った。お手洗いを使った後に、はねた水をハンカチで拭くという気遣いには驚き。そこまでの謙虚な気持ちと、感謝の気持ちを持つことは大事だし、案外忘れがちな部分。もっと石川遼を応援したいと思える一冊！
ゆこ
0
一流アスリートになるには、絶対にそれなりの努力を必ずしているもので、応援してくれてる人たちにいつも感謝の気持ち、謙虚な気持ちを忘れないこと。2013/02/23
鹿ちゃん
0
石川遼の人となりが本当によく分かる本。日本の将来をしょって立つ人物であることは間違いない。ただ、決してハニカミではないね。恵まれた環境で育ってるなぁって感想です。うらまやしい。2012/02/26
