内容説明
統治制度改革が進んでいる企業ほど不祥事が起きにくく、不況からの脱却も早い。東証やSEC(米証券取引委員会)による改革で注目される「独立役員」(社外取締役)。危機に陥ったアメリカ型ガバナンスの教訓と日米の改革の方向を示す。
目次
第1章 株主・投資家から評価される会社とは
第2章 期待される日本の独立役員―スタートした企業統治改革
第3章 「独立役員元年」の株主総会
第4章 金融危機で機能不全に陥ったアメリカ型ガバナンス
第5章 金融危機の教訓とアメリカ型ガバナンスの課題
第6章 株主の反応とガバナンス改革の行方
第7章 独立役員の責任の取り方
著者等紹介
藤田利之[フジタトシユキ]
三井信託銀行(現中央三井信託銀行)入社、ニューヨーク、シドニーなど海外に11年余駐在。主として国際金融や年金業務などに従事。プルデンシャル・ファイナンシャル・アドバイザーズ証券、メリルリンチ・インベストメント・マネージャーズ(現ブラック・ロック)、インターコンチネンタル・ホテルなどの外資企業の常勤社外監査役を歴任。現在、ガバナンス評価研究会代表として講演・執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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