内容説明
バランスト・スコアカードの作成、運用、その成果まで。日本の医療組織における実践事例と知見の集大成。実務上のポイントをすべて網羅。
目次
第1部 医療機関でバランスト・スコアカードを利用する必要性(病院組織の理解とBSC;病院の外的・内的環境の変化とBSC ほか)
第2部 バランスト・スコアカードの基本を理解する(BSCの理論のエッセンス;BSCと経営戦略 ほか)
第3部 バランスト・スコアカードの作成と運用(経営環境分析;ミッション・ビジョンの確認 ほか)
第4部 病院および各部門のBSC(大学病院小児科におけるBSCの試み―小児疾患の移行医療から総合診療へ;白川病院看護介護部のBSC作成と運用 ほか)
第5部 問題解決編―医療BSC指導者のスキルアップ(ファシリテーションのポイント;多くある質問Q&A(シーン別) ほか)
著者等紹介
高橋淑郎[タカハシトシロウ]
1954年(昭和29年)東京生まれ。日本大学商学部会計学科卒業、日本大学大学院商学研究科経営学専攻博士課程単位取得満期退学。杏林大学医学部助手(病院管理学教室)、トロント大学医学部ヘルス・アドミニストレーション教室アシスタントプロフェッサー、国際医療福祉大学教授を経て、日本大学教授(商学部)。専門は非営利組織経営学、病院経営。学部で非営利組織経営学、経営学、ゼミを担当。大学院で医療経営を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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