内容説明
サービスの生産性向上とは?モノとサービスは何が違うのか。モノの生産とサービスの生産、そして品質。サービスのマーケティング。商品としてのサービス、価値づくりを考える上で必要なことを平易に解説する。サービス・マネジメントについての研究成果や考え方、実務に活用できるポイントをまとめた好評ロングセラーの最新版。
目次
プロローグ 新しいサービス・パラダイムとサービス・マネジメント
第1章 商品としてのサービス
第2章 サービスの利益方程式
第3章 サービス・マネジメント・システム
第4章 情報技術とネットワーク
第5章 「真実の瞬間」と人の役割
第6章 サービスの品質
第7章 サービス・マーケティングの構造
第8章 サービスの生産性向上
著者等紹介
近藤隆雄[コンドウタカオ]
明治大学経営大学院グローバル・ビジネス研究科教授。多摩大学大学院客員教授。サービス・マネジメント論。1966年国際基督教大学卒業後、68年に同大学大学院修士課程修了。同年モービル石油入社。73年立教大学社会学部助手。74年より75年までフルブライト留学生として米国カリフォルニア大学留学。77年日本労働研究機構研究員、80年(株)HRリサーチセンター代表取締役。84年杏林大学社会科学部専任講師を経て、88年多摩大学経営情報学部助教授。93年同学部教授。04年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sean
2
製造業としてのサービス業と銘打って、サービスを商品として位置づけてどのように扱いブラッシュアップするのかを、ケースを少し交えながら議論している。2013/05/03
Syun
1
サービス業の構造やマネジメントのあり方について網羅的にまとめてある。製造業とは異なるマネジメントについて学ぶことができた。ただ、もう少し実践的な内容を期待していたのだがアカデミックな内容に寄りすぎているようにも思う。読んでいて退屈だった。2015/10/19
monotony
0
サービス=無償の奉仕と多くの日本人はイメージしがち、そうではなく無形の価値の生産活動としてのサービス、いわゆるサービス業だけではなく知識労働も含めたサービスのマネジメント方法論。興味あるテーマなんだけど。ちょっと古い本なためかメリハリがなく冗長な印象。近藤先生の本ならサービス・イノベーションの理論と方法の方が好み。2017/12/22