内容説明
不確実な環境変化に対応し、将来を確実にするため、リーダー、担当者、チームは何をすべきか。戦略、人材育成、管理はどうあるべきか。富士通に１０年以上、シャープに２０年以上勤務し、新規事業の現場を熟知した著者がポイントをわかりやすく解説。
目次
第１章 誕生の条件―「理念」と「直感」と「跳躍」が新規事業を誕生させる（理念の条件―わかりやすい経営理念を社長が自ら作成する；直感の条件―トップが直感的に感じた目標を追求する；跳躍の条件―逆境は事業や発想が跳躍するチャンスである）
第２章 継続の条件―「管理」と「適応」と「選択」が新規事業を継続させる（管理の条件―管理は、チームが市場の変化に適応するためにおこなう；適応の条件―他社と提携する「適応の戦略」が事業の基本である；選択の条件―立ち上げに成功すれば市場を選択し集中し続ける）
第３章 発展の条件―「教育」と「多様」と「評価」が新規事業を発展させる（教育の条件―学習した内容をすぐに日頃の業務に適用する；多様の条件―多様な考え方を育んで会社の将来を確実にする；評価の条件―新規事業を客観的に思考実験で評価する）
著者等紹介
小寺次夫［コデラツグオ］
１９６８年東京大学工学部機械工学科卒業。１９７０年東京大学工学系産業機械専攻修士課程修了。現在、シャープ株式会社勤務
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