内容説明
社会経済生産性本部の雇用システム研究センターでは、21世紀における日本の人事賃金システムのあり方を捉えるべく、労使および学識経験者からなる日本型成果主義研究会を発足させた。過去50年間の論議を多角的に検証しつつ、1年有余の綿密な調査討議を経て、提言としてまとめたものが本書である。
目次
第1章 アメリカモデルと日本モデルの特性と成立の条件(アメリカモデルと日本モデル;アメリカモデルと日本モデルのメリット・デメリット ほか)
第2章 日本モデルの経緯と今日的課題(日本モデル成立の経緯と現状;日本モデルの本質と経緯 ほか)
第3章 日本型人事モデルの改革(制度の二つのパターン;能力主義と成果主義の調和およびその条件 ほか)
第4章 日本型成果主義の枠組と設計(日本型成果主義人事・賃金設計の要点;ライフステージ別の賃金設計 ほか)
まとめ 日本型成果主義の提案
著者等紹介
楠田丘[クスダキュウ]
昭和23年九州大学理学部数学科卒業。同年、労働省に入省。給与審議室専門調査官、統計業務指導官などを歴任。昭和40年より経済企画庁経済研究所主任研究官、昭和43年よりアジア経済研究所経済成長調査部主任調査研究員。昭和45年日本賃金研究センター研究主任、同年、日本生産性本部主任研究員に就任。平成6年より社会経済生産性本部理事、同雇用システム研究センター所長
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