内容説明
真に業績を予測し反映する基準群だけを選び、活用する組織は強い。ミッション、価値観、ビジョン、測定基準、ターゲット、主要な成功要因、戦略などの策定法、活用法を事例に基づいて解説。米国の卓越した企業に授与されるMB(マルコム・ボルドリッジ)賞に学ぶバランス・スコアカード。
目次
第1部 経営のための測定基準とプランを生みだす(ミッション―存在理由を明らかにする;価値観―組織の立場を明確にする;測定基準―経営の業績測定基準に適切な基準を選ぶ ほか)
第2部 戦略的測定基準とプランの策定(ゲージ―業績インデックス(指標)を設計する
ビジョン―将来どのようになりたいかを決める
状況分析―組織の強み、弱み、機会、危機を明確にする ほか)
第3部 スコアカードの実践(装置設定―データ収集戦略をデザインする;統合化―スコアカードとほかの組織内システムとを関連づける;プランニング―バランス・スコアカードのイニシアティブのためのプロジェクトプランを作成する)
著者等紹介
ブラウン,マーク・グラハム[ブラウン,マークグラハム][Brown,Mark Graham]
企業の業績向上を支援するコンサルタントとして20年間以上の実績。主要なクライアントとしては、モトローラ、ディスカバー・フィナンシャル・サービス、ペイン・ウエバー、シェア・ホームズ、IBM、カーギル、アプルトン・ペーパーズ、パシフィック・ベル、その他米国行政機関を含む。マルコム・ボルドリッジ賞の審査員としても活躍。ボルドリッジ賞の基準にもとづくバランス・スコアカード法を提唱
梅津祐良[ウメズヒロヨシ]
早稲田大学アジア太平洋研究センター国際経営大学院教授、東京大学卒業。ミネソタ大学産業心理学修士課程、ノースウエスタン大学経営学修士課程修了。日本放送協会(NHK)、モービル石油、日本メドトロニックを経て現職
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