内容説明
合理的な人間を想定した場合、ある刺激を与えたら、どう反応するのか。その結果、組織全体のパフォーマンスはどう変化するのか。これを数量的に見極め、論理的に整理することによって、自社に適した制度や運用方法を模索する上で役立てようとして開発されたのが人事経済学である。―経済合理性の視点で人事制度をとらえる。
目次
第1部 人事経済学の枠組み(人事経済学が必要な理由;日本企業が直面する共通な課題;日本の労働市場は流動化してきているのか ほか)
第2部 採用から退職までの人事戦略(採用;配属先の決定;給与の決め方 ほか)
第3部 経営戦略強化のための人事戦略(人事戦略の再設計)
著者等紹介
樋口美雄[ヒグチヨシオ]
1952年栃木県生まれ。1975年慶応義塾大学商学部卒業。1980年慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。1985年~87年米国コロンビア大学経済学部客員研究員。1991年慶応義塾大学商学部教授。商学博士号取得。1993年一橋大学経済研究所客員教授。1995年~96年米国スタンフォード大学経済政策研究所客員研究員。米国オハイオ州立大学経済学部客員教授。現在、慶応義塾大学商学部教授。労働政策審議会雇用保険部会長・民需部会長。経済財政諮問会議専門委員。財務省財務総合研究所特別研究官、他
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