ワーキング・ナレッジ―「知」を活かす経営

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784820116974
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C2034

出版社内容情報



ナレッジ・マネジメント運動の実践面をリードしてきた世界的ベストセラー。

●知の組織的な創造
90年代の初頭に流行したBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)は業務プロセスの効率化を追求するあまり、組織の中に埋め込まれていた重要な知識を流出させ、コーポレート・アルツハイマーと呼ばれる現象をもたらした。このような問題を克服できる視座が知識創造の理論であり、その実践はナレッジ・マネジメントによって展開される。

 企業やコミュニティーの活動の本質は、知識の創造、活用、蓄積からなるダイナミックなプロセスである。しかし、この本質は、われわれの目には見えないことがある。知識は、科学の公式や製品の仕様書のように書かれたものとしての形をとるばかりではなく、言葉にはできない技能やものの見方、あるいは慣習の中にも埋め込まれているからである。
 知識科学は、そのような知識の重層的な構造を解明するとともに、書かれざる知識に形を与え、組織的に共有できるモデルを作り、さらには新しい知識を創造するメカニズムの構築を目指す。それは、見えない本質に光を当て、企業やコミュニティーに未来を切り拓くための変革の視座に立つことに他ならない。

内容説明

ナレッジ・マネジメント実践のバイブル。

目次

第1章 「知識」というとき、我々は何について語っているのか
第2章 知識市場の約束と挑戦
第3章 知識の創造
第4章 知識の形式化と調整
第5章 知識の移転
第6章 知識にかかわる役職と技能
第7章 ナレッジ・マネジメントのための技術
第8章 ナレッジ・マネジメント・プロジェクトの実践
第9章 ナレッジ・マネジメントの実践論

著者等紹介

プルサック,ローレンス[Prusak,Laurence]
いくつかの大学で教育・研究・図書館職に従事した後、アーンスト&ヤングを経て、現在はIBMのナレッジ・マネジメント研究所の所長である。主要著書に、Knowledge in Organizations.Boston:Butterworth‐Heinemann,1997。ダベンポート氏と共著でInformation Ecology:Mastering the Information and Knowledge Management.Boston:Harvard Business School Press,1997
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

10
ナレッジ・マネジメントとでもいうのでしょうね。「知識」という概念と企業経営を結びつけて、前半は「知識」の位置づけなどを説いて、後半はナレッジ・マネジメントへの知識の応用や実践編が書かれています。これだけ知識に特化した経営の本も珍しいと感じました。2014/07/11

Pikatyuagarden

1
・知識とはこれだ、と簡単に割り切れるものではない。比較、結果、関係、会話 ・知識の中には、知らないということも含まれる。多くの賢人が言っているように、より多くのことを知るにつれて、人は知らないことに、より謙虚になれるものだ。 ・人は創造段階を通り過ぎるとき自分の学んだことを他の人に伝えることが重要になるという。エリックエルクソン ・六度の隔たり ・Working Knowledge:How Organizations Manage What They Know.2016/03/09

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