内容説明
本書は三間飛車、四間飛車、中飛車を超急戦で破ってしまおう、という画期的な発想で企画された。開戦してから速攻の連続で勝ってしまう。プロの公式戦を元にしているので手順は保証済み。70~80手で終局するので面倒な手順を覚えなくてよく、先手番のスピートを最大限に生かしている。さらに従来の本になかった“終盤編”を用意した。『これにて良し』から勝ち切れない局面の何と多いことか。“終盤編”では相手玉を詰ますところまでを解説しているので、勝利へのナビゲーターとして大いに活用していただきたい。
目次
第1章 対三間飛車(基本図までの指し手;後手8二玉型三間に対する超急戦 ほか)
第2章 対四間飛車(後手4三銀‐後手4一金型四間に対する超急戦;後手3二銀‐後手5二金左型四間に対する超急戦 ほか)
第3章 対中飛車(居飛車先手5八金右からの超急戦)
第4章 終盤の戦い方(強気な応手で優位拡大―終盤1‐対三間飛車1;実戦に学ぶ攻守のバランス―終盤2‐対三間飛車2 ほか)
著者等紹介
深浦康市[フカウラコウイチ]
昭和47年2月14日、長崎県佐世保市の生まれ。59年12月、6級で(故)花村元司九段門。63年初段、平成3年10月四段、6年8月五段、9年7月六段、13年6月七段。第11回(4年度)全日本プロトーナメント優勝。第12回(5年度)早指し新鋭戦優勝、第27回(5年度)早指し選手権戦優勝。第37期(8年度)王位戦挑戦。第19回(10年度)勝ち抜き戦5連勝。第20回(13年度)早指し新鋭戦で3年連続4度目の優勝。第21回(14年度)朝日オープン将棋選手権優勝。第62期(15年度)順位戦でA級昇級。14年5月20日、通算400勝達成。「将棋大賞」は第21回敢闘賞、新人賞、第22回敢闘賞、第23回最多勝利賞、最多対局賞受賞
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