字と書の歴史

字と書の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 162p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819500043
  • NDC分類 728.2
  • Cコード C0076

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるほのパパ

11
まさにタイトル通りの本。今まで顔真卿や王羲之など個別に調べてはいたが、甲骨文の太古から江戸までの文字の歴史を詳細に解り易く解説してくれる本。しかも著者の私見も控えめに加えてあり、読み方なども非常に丁寧に盛り込まれている。書を習うだけではなく書に興味のあるかたは必読の本と思います。2016/01/06

OjohmbonX

5
書について基礎的な知識・概要を知りたいと思って探していたら、1967年出版の古い本だけど、本書の評判が一番良さそうだった。実際にとてもコンパクトに概説されていて、特に押さえておくべき人物・用語が網羅されていると感じた。次は「具体的にどういうポイントで書の良し悪しは評価されているのか」が言語化・解説された本を読んでみたい。2022/05/18

BIN

5
中国と日本の書というか能書家の歴史。書道やるなら必読本なのだろうか。唐から始まりますが、日本また中国と時代や国が動くので若干わかりにくい。画像が多く掲載されているのは良い。王羲之らの楷書体の美しさはよくわかるのだが、ちゃんとした書道をやったことがないので草書体の良さがさっぱりわからない。歴史としても面白く読めた。2021/03/03

きさらぎ

3
昭和42年初版、平成27年43版、というロングセラー本。書写普及協会出版で、硬筆及び毛筆書写検定に必要な文字や書道の歴史を概説した、と前書きにある。まあ確かにその通りで、印象としてはさすがにこれは「教科書」であった。中国では甲骨文字から唐宋辺りまで、日本はそれと絡めつつ平安にやや重心を置き、戦前の習字教育までを書いている。基礎知識の習得と整理にはいいし文章は平易としか言いようがないほど平易で悪い本では決してないのだけれど、正直それだけかなあ、とは思った。でも「そういうコンセプトの本」だからなあ。2016/03/31

たまりん

1
この一冊を読了し、ほとんど書道史にふれず書道をやってきたことを深く後悔しました。文字が紡いできた人類の歴史、史上に名を残した書家の生きざまを感じることで、今後の作品づくりにおける覚悟を改めることができました。何事も歴史を知り、知識がある状態で取り組むことのおもしろさを諭されたように思います。2016/07/27

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