内容説明
インフラが歴史を切り開く。貧困化、棄民思想、国家の無気力、インフラ軽視、経済学者と財務省の罪、リアリズムの崩壊…費用対効果と空気で漂流する日本の現状を国土の視点から一刀両断する警告の書。
目次
序章 やせ細る日本
第1章 なぜ日本人は劣化しているのか
第2章 悪の栄える国
第3章 経済学は何のためにあるのか
第4章 日本の防災の実情
第5章 目に見える財務省の罪
第6章 棄民思想がはびこっている
第7章 国家の無気力
第8章 インフラは日本を変える
終章 リアリズムの崩壊
著者等紹介
大石久和[オオイシヒサカズ]
1945年、兵庫県生まれ。1970年、京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、建設省入省、建設省道路局長、国土交通省技監等を歴任。2004年退官後、国土技術研究センター理事長、土木学会会長(第105代)などを経て、全日本建設技術協会会長、国土学総合研究所所長(オリエンタルコンサルタンツ最高顧問)を兼務。専攻・国土学
藤井聡[フジイサトシ]
1968年生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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