内容説明
中国からみれば「台湾はクリミア半島、日本はウクライナ本土」。中国を知り尽くす論客三人組が中国共産党の謀略を読み解く。
目次
第1章 新「悪の枢軸」のボスは習近平
第2章 中国人は民主化のチャンスを失った
第3章 習近平の訪日は「百害あって一利なし」
第4章 ヤクザの中華思想に毒されない台湾
第5章 日本の異常な対中配慮
第6章 習近平の「国賓来日」は永遠に棚上げを
第7章 尖閣にノドから手が出る習近平
第8章 平和ボケは日本を滅ぼす
著者等紹介
石平[セキヘイ]
評論家。1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒業。88年に来日し、神戸大学大学院博士課程修了。民間研究機関を経て評論活動に入る。2007年に日本国籍を取得。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞
楊海英[ヨウカイエイ]
静岡大学人文社会科学部教授。専門は歴史人類学。1964年、南モンゴル(中国内モンゴル自治区)オルドス高原生まれ。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。89年に来日し総合研究大学院大学博士課程修了。2000年に日本に帰化し06年から現職。10年司馬遼太郎賞、16年国家基本問題研究所「日本研究賞」、19年正論新風賞を受賞
矢板明夫[ヤイタアキオ]
産経新聞台北支局長。1972年、中国天津市生まれ。15歳のとき中国残留孤児二世として千葉県に引き揚げ。慶應義塾大学文学部卒業。2002年、産経新聞社に入り、07年から約10年間、産経新聞中国総局(北京)特派員を務めた。20年から現職。12年『習近平 共産中国最弱の帝王』(文藝春秋)で樫山純三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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