内容説明
日本人が知らない性悪説の教科書。秦の始皇帝が著者に会えたら「死んでもいい」と感動して天下統一に用いた思想。中国哲学史研究の泰斗による読みやすい訳文と豊富な解説。
目次
しらみの悟り
伯楽の教え
隣人の言い分
中行文子の明察
あらぬ疑い
よけいなお世話
目先の利に目がくらむ
子を知るは親にしかず
君主のありかた
己を知る道〔ほか〕
著者等紹介
加地伸行[カジノブユキ]
昭和35年、京都大学文学部卒業。高野山大学・名古屋大学・大阪大学・同志社大学・立命館大学を歴任。現在、大阪大学名誉教授。文学博士。中国哲学史・中国古典学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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