内容説明
香港の次は台湾だ―李登輝元総統の来日、東日本大震災、台湾独立運動…日台の民間交流には中国の恫喝と嫌がらせがあった。台湾人記者が体験を元に記録した中国の悪意と日本の力。
目次
序章 台湾はなぜ日本が好きなのか
第1章 中国の「札束攻撃」と台湾危機
第2章 台湾人から見た日本
第3章 恩でつながる台湾人と日本人
第4章 李登輝総統の同級生は日本人
第5章 中国が脅した李登輝元総統来日
第6章 台湾は反中国最前線
第7章 台湾は中国ではない
終章 きんさん、ぎんさん訪台記
著者等紹介
張茂森[チョウモシン]
台湾「民視(フォルモサテレビ)」駐日特派員、前「自由時報」東京支局長。1948年、台湾中南部・嘉義県生まれ。台湾師範大学社会教育学部新聞学科卒。「中国時報」記者をへて79年、京都大学に私費留学、比較社会教育を学ぶ。82年いったん帰国、83年「台湾日報」初代駐日特派員として再来日。96年、台湾日報の停刊により自由時報の初代駐日特派員に就任、2017年の定年まで勤め上げる。18年、民視初代駐日特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古本虫がさまよう
3
「より多くの日本の人々に、中国が暴力で台湾を併呑しようとしている実態と、台湾の日本に対する友好をはっきりと理解していただきたい。同時に日本の台湾に対する友好と期待が台湾によってかき消されることのないよう願っている。日台両国の、より一層の緊密な協力のみが、迫りくる中国を食い止められる。台湾を守ることは日本を守ることである。日本と台湾は運命共同体なのだから」 こういう著者の主張に「「MeToo運動」するのが知性主義じゃないかしら。2020/02/21
たかしゃん
0
いつになったら、中華民国の呪縛から解放されるのか。私から見ると台湾は台湾ですがね。現在の占領軍である国民党は、台湾に渡ってきて70年経つ。子や孫の世代になっても大陸反攻ですかね?それと大陸の恐ろしい党が支配する国も台湾をほっといてくれない。しつこく台湾の地位を貶める活動に忙しい。 本の内容は、李登輝元総統の日本訪問、震災の支援ほ心が熱くなりました。きんさんぎんさんほ懐かしい。2020/02/29