歴史の謎はインフラで解ける―教養としての土木学

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歴史の謎はインフラで解ける―教養としての土木学

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819113380
  • NDC分類 510.92
  • Cコード C0095

内容説明

歴史、文化、社会、経済を動かす壮大なエネルギーは、なぜ生まれたのか。「土木」を知らなければ、歴史も未来もわからない!

目次

第1章 ヒトを人間にかえたもの
第2章 土木なくして文明・文化なし
第3章 歴史をつき動かした土木
第4章 まちを救い、人々を救った土木
第5章 「経済大国」をつくったインフラ
第6章 日本の未来と土木
終章 「土木」という営為の構造

著者等紹介

大石久和[オオイシヒサカズ]
1945年兵庫県生まれ。公益社団法人土木学会第105代会長。1970年、京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、建設省入省。建設省道路局長、国土交通省技監を歴任。2016年より一般社団法人全日本建設技術協会会長。また、京都大学大学院経営管理研究部特命教授、一般財団法人国土技術研究センター国土政策研究所長を兼務。専攻・国土学

藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院教授(都市社会工学専攻)。京都大学大学院工学研究科修了。東京工業大学教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、現職。また、2011年より安倍内閣・内閣官房参与(防災・減災ニューディール担当)。専門は国土計画、土木計画、経済政策等の公共政策に関わる実践的人文社会科学。03年に土木学会論文賞、05年に日本行動計量学会林知己夫賞、07年に文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年に日本社会心理学会奨励論文賞および日本学術振興会賞、18年に土木学会研究業績賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっ!chan

31
書名はちょっとオーバーな感じです。私のような土木屋が読めばす~っと納得できるけど、果たしてそれ以外の人が読んだら?もちろん一般の人を対象に書かれた本で、ややくどい分もあったりだし、両氏の講演はなかなか面白いのだけど、その分期待が高すぎてちょっとねぇという読後感でした。2018/08/03

りょうみや

20
ブラタモリのコンセプトに近い内容。各時代各国の土木が文化・歴史・社会・経済をつくった話が盛り込まれている。読みたいところから読んでいける。新幹線の話は納得したがリニアによる日本復活は思惑通りいくのだろうか。著者の最も言いたいのはインフラをつくる土木が文化・歴史・社会・経済を規定するし、土木を展開するためには文化・歴史・社会・経済の教養が不可欠だしそれらを学ぶ者は土木の重要性を知っていなければいけないというところ。2023/10/11

hk

18
…土木を制する者が天下に布武す。共和制ローマしかり信長しかりだ。両者とも水道(灌漑など)と道路という2つの「道」を徹底して整備したことが成功の苗床となった。 どういうことか? まず水道の普及は「川に水くみへ」の時間をなくし地域ごとの農業生産性を格段に向上させた。そして道路網の構築により、各地域を有機的に結び付けて国家全体のGDPを劇的に増加させたのだ。つまり水道で部分経済を、道路で全体経済のテコ入れをはかった訳である。…といった具合に「土木事業」という視点から、歴史の中にある栄枯盛衰を見つめた一冊だ。2018/12/18

トラ

7
インフラが歴史においてどれだけ大切だったのか、日本と海外の事例を通してたくさん詰め込まれていました。「すべての道はローマに通ず」という言葉は、本書を読んだ後だとしみじみと感じ入ります。特に、日本は災害のデパートだからこそインフラ投資に海外より積極的にならなくてはいけませんが、それを阻む勢力がいるのが……現政権に期待したいところですが、積極的な財政出動をお願いしたいと思います。2018/06/23

lila*

3
【図書館】土木ということについて、ちょっと仰々しいなと思わないでもないけど、それがテーマなのでしょうがないか。土木という視点から歴史をみるという感じでなかなかおもしろかった。江戸初期のくだりは「家康、江戸を建てる」を思い出した。後半の現代の問題点や今後のことについて、世界との比較も興味深い。2018/11/14

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