内容説明
小松さんは日本列島に恋していた!日本SF界の巨匠が最後に残したのは希望のメッセージ。没後5年、秘書が初めて語る人間・小松左京。
目次
第1章 日本列島に恋していた(最初は「原子力記者」だった;母から受け継いだ防災の精神 ほか)
第2章 未来を見通す「前向き思考」(出会いは「未来学」の学会;金魚鉢のような「エレクトロオフィス」 ほか)
第3章 お酒と冗談が生みだした「知」(「太陽の塔」を導いた勝手連研究会;チェルノブイリの2カ月後に訪ソ ほか)
第4章 人間でいることのおもしろさ(祇園で「人生の味わい」を分かち合う;ひきつけられる異「性」人たち ほか)
第5章 最後まで「人間を信じたい」(わが子に聞かせた「SFおとぎ話」;幸せは猫を数えてみんないる時 ほか)
著者等紹介
乙部順子[オトベジュンコ]
株式会社イオ代表取締役。1950年、東京都生まれ。成城大学経済学部卒業。77年から、SF作家の小松左京氏(1931~2011年)のアシスタントを務める。小松氏が81年、映画「さよならジュピター」製作のためイオを設立すると、「秘書」に。92年、小松氏からイオを継承した後は「マネージャー」となる。2001年からは季刊の同人誌『小松左京マガジン』を50巻、小松氏没後の13年まで発行した。現在も『小松左京全集完全版』(城西国際大学出版会)の刊行など、小松作品とそのメッセージを後世へ伝える仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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