内容説明
終わりの見えない全村避難。理不尽に翻弄される人々のそれぞれの選択。
目次
第1章 「無人」になったふるさと
第2章 同級生たちを訪ねて
第3章 放射性物質と向き合う
第4章 鍵をかけられたふるさと
第5章 村人たちの静かな闘い
第6章 村はまたよみがえる
著者等紹介
大渡美咲[オオワタリミサキ]
産経新聞記者。1983年、福島県飯舘村生まれ。村立草野小、飯舘中、県立原町高校で学び、関西大学を卒業。2006年、産経新聞社入社。和歌山支局、横浜総局、東京社会部をへて、12年10月から15年5月まで福島支局。現在、東北総局(仙台)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
30
著者にとってのふるさと飯舘村。産経新聞記者というのが皮肉ですね。東京新聞の記者になった方がいい。お節介ながら。原発との共生はできない。昨年の東日本豪雨でフレコンバックは流出して、漏れたのは明白(101頁~)。このような内容なら他の社に移って他社から出版するべきだと思う。故郷喪失慰謝料は1人7百万円。悲しいのはわかるが、政府の出所は国民の税金。本来東電が保証するお金(114頁)。飯舘で最も放射線量の高いのは長泥地区(138頁~)。市澤秀耕さんは『山の珈琲店 飯舘椏久里』言叢社を出版されたという(193頁)。2016/05/01
べべっち
4
【図書館】2016/08/22