田母神戦争大学―心配しなくても中国と戦争にはなりません

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819112420
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

内容説明

「ロシアと中国の軍事力、どちらが上だと思っているのか」「中国から尖閣上空はまだ見えない」「防空識別圏は重なってもいい」「朝日は世界の潮流に逆行している」―元航空幕僚長とその腹心・元空将補が、日米中の軍事力を比較しながら、「戦争できない国こそが戦争に巻き込まれる」現実を教えます。

目次

開講 「軍事的に強い国は安全である」が理解できないメディア―都知事選を戦って
1時限目 中国は今、日本と戦争できない―中国の軍事力
2時限目 「挑発に乗るな」論は中国の術中―尖閣を守るために
3時限目 間違いだらけの軍事の話―尖閣防空識別圏と領空侵犯と集団的自衛権
4時限目 「戦争ができる」ほうが「戦争にならない」―NSCと特定秘密保護法
5時限目 リーダーが軍事を知らない国―軍の自立が国家の自立

著者等紹介

田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年、福島県生まれ。71年、防衛大学校(第15期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として約10年の部隊勤務を経験。この間アメリカ合衆国におけるナイキミサイルの実射訓練にも参加。その後、統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て2007年、第29代航空幕僚長に就任。08年10月、民間の懸賞論文へ応募した「日本は侵略国家であったのか」(いわゆる「田母神論文」)が政府見解と対立するとされ職を解かれる

石井義哲[イシイヨシアキ]
1957年、鹿児島県生まれ。81年、防衛大学校(第25期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。青森県三沢基地に配属。要撃管制官、機上要撃管制官(E2C早期警戒機)などを経て、94年、青山学院大学大学院修士(国際政治学)課程修了。95年、フランス統合国防大学留学。99年、防衛研究所一般課程修了。2000年から3年間、外務省に出向し、防衛駐在官としてフランス駐在。04年、南西防空管制群司令。08年、航空幕僚監部人事教育部教育課長時代に、田母神俊雄航空幕僚長の更迭の原因となった懸賞論文(「田母神論文」)事案のコンプライアンス違反により注意処分を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0717

11
戦争のできる国の方が戦争に捲き込まれない、戦争できない国の方が戦争に捲き込まれる。絶対に戦争をしないと言った瞬間に、抑止力はなくなる。2015/06/24

パズル

11
「防空識別圏」についてはとてもわかりやすく解説され、その問題点がわかりました。「軍事力が強いほうが国は安全」という持論には納得です。アメリカに頼らず自国でなんとかしないと…と、思わせる内容でした。2014/08/19

ぷれば

9
真に自立した国家とは―戦後70年が経過しようという今日、国民のひとりひとりが真剣に考えなくてはいけないのではないか…。国ありての自分である、という当たり前のことを忘れてはならないと思う。元空自の田母神&石井氏の国防に関する対談。とてもわかりやすい。2014/09/01

みじんこ

9
尖閣のことで騒ぐと中国と戦争になるかも知れない。いや、そうはならないという本書。個人的によく知らなかった中国の防空識別圏の問題が分かりやすかった。日本の自衛隊の装備等に関する話は、実際に自衛隊で任務にあたっていた著者の二人が言うと説得力がある。守ることだけを考えて攻撃すること全く考えないと、攻撃された場合起こりうることをしっかり想定できない。これにはハッとさせられた。今まで国を守るということを全部アメリカに任せてきたツケが回ってきていると改めて感じる。田母神さんには日本派の保守政党を必ず立ち上げて欲しい。2014/05/12

トッド

8
尖閣で中国艦艇の攻撃を受けた海保艦船を海自護衛艦は助けれない⇒実際は個別的自衛権の行使も✖。米は中の驚異を煽る策。米軍は中軍の十倍超。日米は攻守でセット⇒守りは航自が世界一。戦闘機★日三百:中四百⇒性能はカーナビ:地図。日は米から図面を買って作る、中は露から旧式を買う。緊急発進可能国は日韓以。日は米のGPSを使用⇒コード変更されたら…。核=防御兵器。軍事力強い方が安全は世界の常識。主権:空⇒航自、海⇒海保、陸⇒警察。FIRと防空識別圏。右派反撃⇒特定秘密保護法。自民の右に出る野党(安倍自民を助ける)が必要2016/11/23

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