内容説明
「ロシアと中国の軍事力、どちらが上だと思っているのか」「中国から尖閣上空はまだ見えない」「防空識別圏は重なってもいい」「朝日は世界の潮流に逆行している」―元航空幕僚長とその腹心・元空将補が、日米中の軍事力を比較しながら、「戦争できない国こそが戦争に巻き込まれる」現実を教えます。
目次
開講 「軍事的に強い国は安全である」が理解できないメディア―都知事選を戦って
1時限目 中国は今、日本と戦争できない―中国の軍事力
2時限目 「挑発に乗るな」論は中国の術中―尖閣を守るために
3時限目 間違いだらけの軍事の話―尖閣防空識別圏と領空侵犯と集団的自衛権
4時限目 「戦争ができる」ほうが「戦争にならない」―NSCと特定秘密保護法
5時限目 リーダーが軍事を知らない国―軍の自立が国家の自立
著者等紹介
田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年、福島県生まれ。71年、防衛大学校(第15期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として約10年の部隊勤務を経験。この間アメリカ合衆国におけるナイキミサイルの実射訓練にも参加。その後、統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て2007年、第29代航空幕僚長に就任。08年10月、民間の懸賞論文へ応募した「日本は侵略国家であったのか」(いわゆる「田母神論文」)が政府見解と対立するとされ職を解かれる
石井義哲[イシイヨシアキ]
1957年、鹿児島県生まれ。81年、防衛大学校(第25期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。青森県三沢基地に配属。要撃管制官、機上要撃管制官(E2C早期警戒機)などを経て、94年、青山学院大学大学院修士(国際政治学)課程修了。95年、フランス統合国防大学留学。99年、防衛研究所一般課程修了。2000年から3年間、外務省に出向し、防衛駐在官としてフランス駐在。04年、南西防空管制群司令。08年、航空幕僚監部人事教育部教育課長時代に、田母神俊雄航空幕僚長の更迭の原因となった懸賞論文(「田母神論文」)事案のコンプライアンス違反により注意処分を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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