3・11後に心のフタが壊れてしまった人たち―「疑似被災」という病

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819111393
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

内容説明

いま日本中に、「疑似被災」という危険な病が蔓延している。あなたのバーチャル被災度を知るチェックリスト付き。

目次

第1章 東日本大震災で被災した人たちの心の傷(直接被災者であれば誰にでも起きる「災害ストレス反応」;災害直後はナーバスな状態に ほか)
第2章 日本中がバーチャルな被災者で溢れている(被災映像も怒涛となって押し寄せた;福島第一原発事故によって日本中が被災した ほか)
第3章 災害ストレスから心を守る方法(被災者の心の移り変わり;危険なのは「幻滅期」以降 ほか)
第4章 震災後の社会でどのように生きるべきか?(震災後、何かに「気づく」と「癒しの良循環」が始まる;復旧・復興の活力となる「癒しの良循環」を阻止するものは何か? ほか)
付録 直接被災者とバーチャル被災者のための心のエクササイズ(デブリーフィングの方法;デブリーフィング後のリラックス ほか)

著者等紹介

堀之内高久[ホリノウチタカヒサ]
臨床心理士。1953年、鹿児島県指宿市生まれ。横浜国立大学卒業後、筑波大学大学院修了。元横浜国立大学保健管理センター准教授。2011年4月より、大学発のベンチャー企業である(有)メンタリング研究所にて専任のスーパーバイザーを務める。心理・福祉・教育分野において全国で専門的なメンタルトレーニングを行い、福祉カウンセラー、福祉スーパーバイザーの養成に取り組む。また、ビジネス領域では経営者やコンサルタントに対して、メンタルコーディングトレーナーとして実践的な手法のスキルトレーニングを行い、高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Koji Takahashi

1
Beingが大事、ではBeingとはなんだろう? 身につけたり、日頃行っている事で形作られたものではなく、 いつ、どこで、誰と関わっても、「自分はこういう存在」と思えるモノなのかと思った。 心を裸にした時に、自分はどういう人なのだろうかと考えることがある。そういう事なのだろうか。 震災にあった時、どの様に心を正常に戻し保つか、そのノウハウが書かれていた。 自分がこの春に仙台に異動になる、偶然ではあったが、そういう人がまだいても不思議ではない土地、「自分が災害にあっていない」事を負い目に感じる事なく、心が安2012/02/26

kalo

0
メモです。。。 「ストレス反応から抜け出すには自覚と運動で」 「与えられた情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、数ある情報のなかから自分が『正しい』と思うものを自らの力で選択できるようになれば、次はどう行動したらよいのか、『自分で判断し、決断する』というふうに変わっていくでしょう。」2013/07/25

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