内容説明
いま日本中に、「疑似被災」という危険な病が蔓延している。あなたのバーチャル被災度を知るチェックリスト付き。
目次
第1章 東日本大震災で被災した人たちの心の傷(直接被災者であれば誰にでも起きる「災害ストレス反応」;災害直後はナーバスな状態に ほか)
第2章 日本中がバーチャルな被災者で溢れている(被災映像も怒涛となって押し寄せた;福島第一原発事故によって日本中が被災した ほか)
第3章 災害ストレスから心を守る方法(被災者の心の移り変わり;危険なのは「幻滅期」以降 ほか)
第4章 震災後の社会でどのように生きるべきか?(震災後、何かに「気づく」と「癒しの良循環」が始まる;復旧・復興の活力となる「癒しの良循環」を阻止するものは何か? ほか)
付録 直接被災者とバーチャル被災者のための心のエクササイズ(デブリーフィングの方法;デブリーフィング後のリラックス ほか)
著者等紹介
堀之内高久[ホリノウチタカヒサ]
臨床心理士。1953年、鹿児島県指宿市生まれ。横浜国立大学卒業後、筑波大学大学院修了。元横浜国立大学保健管理センター准教授。2011年4月より、大学発のベンチャー企業である(有)メンタリング研究所にて専任のスーパーバイザーを務める。心理・福祉・教育分野において全国で専門的なメンタルトレーニングを行い、福祉カウンセラー、福祉スーパーバイザーの養成に取り組む。また、ビジネス領域では経営者やコンサルタントに対して、メンタルコーディングトレーナーとして実践的な手法のスキルトレーニングを行い、高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Koji Takahashi
kalo