内容説明
台湾でいまも感謝、尊敬されている日本人水利技師“鳥居信平”の半生を描く感動のノンフィクション。
目次
序章 水の絆の旅へ
第1章 水土の記憶
第2章 実践躬行
第3章 自然と折り合う智慧
第4章 父と子の台湾
終章 “水の惑星”のために
著者等紹介
平野久美子[ヒラノクミコ]
東京都出身。学習院大学卒業。出版社勤務を経てフリーに。多角的にアジアをとらえた作品が多い。『淡淡有情―日本人より日本人の物語』(小学館)で第6回小学校ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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huanghongyang
1
すごいことをした人だということはわかったが、面白い本ではなかった。2009/08/08
Yoshikazu Nagai
0
以下リンク内に感想を記しています。 http://www.akvabit.jp/%E6%B0%B4%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%82%92%E5%91%BC%E3%82%93%E3%81%A0%E7%94%B7%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%9D%E3%81%AE%E7%92%B0%E5%A2%83%E5%9E%8B%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%92%E5%8F%B0%E6%B9%BE/2011/10/03
tecchan
0
鳥居信平という人を知っている人はどれほどいるだろうか。正直、自分も名前だけしか知らなかった。今から100年も前に、台湾南部に伏流水を利用した環境型ダムをつくり農業などに貢献、今もって20万人以上の人がその恩恵に預かっていることを。八田與一とともに、台湾の人々の尊敬されている技術者。そして、我が隣町出身であり、12年前に故郷に銅像が設置されていたとは。こういう人をもっと顕彰し世の中に知らしめていくことが大切。2022/02/09
taro jirou
0
八田興一氏の名前は以前から知っていたが、鳥居氏は初めて聞く方であり、タイトルが目に入り読み始めた。史実を平易な文章で記述されている。2021/06/15