内容説明
64歳の東京外大生坂本さんが、ポーランドに語学留学!?泣ける話や笑える話満載で、元気がもらえる孤軍奮闘記。元若者による冒険の書です。
目次
留学―序章にかえて
秋の章(秋;クラクフ ほか)
冬の章(冬;路面電車 ほか)
春の章(春;クラクフ案内(番外編) ほか)
夏の章(夏;腹の立つこと ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ががが
2
前回に引き続き面白かった。今回は老学生の留学編。文章から人当たりのよさが伝わってくる。留学って目標とか成果とかを考えてしまうものだけど、「卒業したくないだけのこと」ってまったく自分と同じ(もちろん卒業後の事情は違うとはいえ)で好印象だった。到達点ではなく、過程に価値を見出せる心に共感した。異文化のなかでまったくこれまでと異なることに遭遇することは価値観や視点、ひいては行動に変化を与えてくれる。そんなことを地で見せてくれているような一冊だった。いくつになっても好奇心を大切にしたい。2015/08/09
shushu
0
たまたまⅠを本屋で見かけて読んでいたが、Ⅱが出ていたとは知らんかった。外大編入後、卒業せず休学してクラクフへ留学。持病のため一時帰国を数カ月に一度するので、査証の苦労なし。ロンドン駐在の経験もあるので、英語もある程度出来るし、仏語の知識もある。なかなか人づきあいも上手いようだ。そんな現地での充実した生活がつづられている。2013/07/28