内容説明
これほどまでに経営環境が激しく変化する状況では、従来型の管理指向では、対処しきれない。本書は、変化を見逃さず、どうとらえてゆくのかの新しい経営スタイルに対してITが果たす新たな役割を示している。
目次
第1章 経験マーケティングの小道具テキストマイニング―ビジネス編(人の知が機械の知と響きあう知識経済時代の到来;テキストマイニングとは何か ほか)
第2章 テキストマイニングがもたらすもの―技術編(情報のコンセプトを理解する技術;仕掛けは“語句同士の関連性の解析” ほか)
第3章 顧客創造を実現した萌芽的な先進企業七社―事例編(生活者のショッピング経験を意識した、NRIのコミュニティー・マーケティング;仕組みの構造を重視するネットコミュニティー、タイケツドットコム ほか)
第4章 今後の方向編
著者等紹介
山崎秀夫[ヤマザキヒデオ]
1949年生まれ。東京大学経済学部卒業。総合商社でソフトウエアの輸出入業務を担当後、1986年野村総合研究所入社。現在、経営情報コンサルティング部上席研究員として活躍中。専門は情報戦略論、情報分析論、地域情報化論、データベース・マーケティング論、人材活用論など多彩。現在日本ナレッジマネジメント学会第1研究部会長。ビジネススクール講師。中小企業大学校非常勤講師。法政大学エクステンションカレッジ非常勤講師
松田潤[マツダジュン]
85年鐘紡株式会社入社。情報システム事業部において主に金融機関向けシステムの開発・導入に従事。企業向けパッケージ・ソリューションの企画、事業化も担当。金融分野、ヘルスケア分野などにおいては、No.1シェアとなるパッケージの市場導入を成功に導いた。94年より株式会社ジャストシステムに移り、企業向けソリューション販売事業を担当。数多くのアライアンスおよび事業戦略の策定を手がける。98年に全社マーケティング組織の構築を行った後、現在業務にいたる。ConceptBase事業については、事業企画から、アライアンス、KMエバンジェリストまで、幅広い活動を行っている。現在、ビジネスシステム事業推進室室長
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