内容説明
“自然”は、絶えず「破壊と生産」をくりかえしながら、一定の秩序が保たれていく。この奇妙ともいうべき調和はいったい何によるコントロールなのだろう。学界・有識の25氏が「自然の不思議」を実証。
目次
人間―その心と体の不思議(病理の歴史と文化;優生学と遺伝子組み替え;心と体のバランス;人体のしくみ;指揮者の仕事;創造的な自分を生みだす)
社会―進化と成熟のメカニズム(権力の構造;経済の秩序;文化と制御力と経済;女性と企業)
自然―ミクロの世界、マクロの世界(動物の種族維持;森林の利用と保全;宇宙をはかる;ミクロの世界;気候制御は可能か;昆虫の世界)
文化―まつり・継承・様式(時熟の住まい環境;世紀末と空間デザイン;リゾート開発;都市の祭り;ハレとケの食文化)
科学―ハイテク、そしてこれから(技能と習得ということ;住空間の制御;気象情報の読み方;最新食品貯蔵法)