内容説明
人口戦略会議が744の消滅可能性自治体をリストアップし、日本で再び「地方消滅」の嵐が吹き荒れ、危機が煽られるなか、持続可能な地域実現への課題を多面的に探る。
目次
序章 地域社会の持続に向けた課題と論点
第1章 地域社会の持続に向けた方法序説 ショック・ドクトリンを超えて
第2章 分権改革下で地方財政はどのように変容したのか
第3章 地域内経済循環の促進とその課題 デジタル‐コミュニティ通貨の可能性
第4章 温室効果ガス吸収源対策と山村の持続可能性をめぐる一考察
第5章 農業における季節労働力と外国人労働者 群馬県嬬恋村を事例として
第6章 持続可能な地域社会と孤独・孤立問題 高齢者支援の事例から
第7章 持続可能な社会に向けた柔軟な働き方 女性の在宅就業を中心に
第8章 前橋市戦災復興における住宅建設と市民
第9章 タンザニアの自律的なエネルギー生産と消費 農村部の自家水力発電
著者等紹介
矢野修一[ヤノシュウイチ]
現在、高崎経済大学経済学部教授。1960年愛知県生まれ。専攻は世界経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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