観光史叢書<br> 山の観光史

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784818826618
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C1365

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

8
2024年6月刊。「ガチ登山じゃなきゃ、ダメですか?」という帯のコピーのとおり、近現代の山の開発と大衆ツーリズムが本書のテーマです。有名な箱根山戦争から立山黒部アルペンルート、さらには朝鮮の金剛山まで幅広いトピックが扱われて面白いです。登山電車からバス、ケーブルカー、ロープウェイ、リフトまでさまざまな乗り物も本書のもう一つの主役で、著者は日本全国ケーブルカー全線走破まで執筆時点でリーチまで来ているんだとか。2025/02/11

hitotak

8
山の観光というと日本アルプスや富士山登山位かと思ったら、箱根山やケーブルカー、バブル期のスキーリゾート、戦前の植民地ツーリズムなど意外にも様々な切り口があり面白く読んだ。子供の頃よく家族旅行で行った那須高原開発の歴史は、戦後の開拓から観光へのシフト、不動産会社が絡んで様々な施設が作られていった流れもわかり、特に興味深かった。左綴じ・横書き本で研究論文の体だが、終章の「尾瀬に生きる」は尾瀬の山小屋を守る平野家三代の歴史が書かれてノンフィクションの趣もあり、あとがきもエッセイ風で堅苦しくなく、読みやすかった。2024/10/27

ああああ

3
1910年代末から 1920-30年代、つまり両大戦間期にかけて起きたアルピニズムの相対化は、それまで上流階級の人々だけが実践することのできた登山を大衆化することにつながった。 序章でふれたとおり、山が 「誰でも登れる」ようになっていったのである。 「誰でも登れる」というとありがたみに欠けるきらいもあるが、それはそれで人類社会のひとつの到達点であったと思う。もっとも、戦前は戦後に比べればずっと格差の大きな社会であり、旅行団などに参加できた人々は相対的にはかなり豊かな人々であったが、2024/12/25

ナツ

3
山の観光というちょっと狭い範囲の観光史。 尾瀬、蔵王などスキー場のリフト、植民地時代の朝鮮の金剛山、生駒山や摩耶山のケーブルカーについてなどちょっとマニアックで面白かった!観光地や観光方法にも時代を感じる内容でした。2024/10/02

Tomohito Moriyama

2
「ガチ登山じゃなきゃダメですか?」という刺激的なキャッチへのアンサーとしては些か弱いというのがガチ勢としては率直なところ。ただ、かつては体力・技術以前に、特権階級にしか金銭的・時間的に不可能だったものが、民間へ下りてきたおかげで今があるのは間違いないです。現在、ケーブルカーで山に登るのは概ね「ズル」と見做されるでしょうが、登山口までバスに乗るのをズルと言う人はいません。しかしそのバスすら走っていなかった頃のアルピニストから見れば、バスの時点でめちゃくちゃ楽してんじゃんということになります。(続く)

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