内容説明
ドイツから日本への航空技術移転を、機体・エンジン部門を中心に実証分析し、日本航空機産業の自立化に果たした役割の意義と限界を軍事・技術・経済・政治史など多角的に考察する。
目次
序章 日独航空技術移転史の解明に向けて
第1章 1920年代の航空技術移転―「軍縮下の軍拡」としての事例
第2章 1930年代の航空技術移転―日本海軍とハインケル社との関係を中心に
第3章 第二次世界大戦期の航空技術移転―企図と実態の乖離
第4章 アジア太平洋戦争での日本航空戦力の兵站
終章 全体の総括
著者等紹介
西尾隆志[ニシオタカシ]
現在、明治大学文学部非常勤講師。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。