内容説明
日本のEPAの全体像をTPPや日EU・EPAの条文とともに解説。電子商取引、労働など新たな分野のルールに加え、EPA活用の手引きも網羅。グローバル・ビジネスの必携書。
目次
1 日本のEPA/FTA政策(日本によるEPA/FTA交渉開始の背景;近年のEPA/FTA交渉の取組―TPP、日EU・EPA、日英EPA、RCEP ほか)
2 EPA/FTAの活用(EPA/FTAの活用状況と課題;HSコードの特定・関税率の調べ方・原産地手続)
3 条文を理解する(EPAの構成;物品貿易 ほか)
4 交渉経緯を見る(日本政府内の交渉態勢;交渉の一般的な流れ ほか)
著者等紹介
渡邊頼純[ワタナベヨリズミ]
1976年3月上智大学文学部哲学科卒業、ベルギー政府留学生としてCollege of Europe(経済学専攻)に学ぶ。帰国後上智大学大学院国際関係論専攻で修士号取得(1981年)、博士課程後期を単位取得満期退学(1990年)。職務経験としては、1985‐1988年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部(専門調査員)、1988‐1990年GATT事務局関税部(経済問題担当官)、1990‐1995年南山大学経済学部(助教授)、1995‐1998年欧州連合(EU)日本政府代表部(専門調査員)、1998‐2002年大妻女子大学比較文化学部(教授)、2002‐2004年外務省経済局参事官・外務省参与、2005‐2019年慶應義塾大学総合政策学部(教授)、2019年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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