内容説明
日本におけるドイツ企業体制の学習の歴史を、総力戦体制、産業合理化、経済新体制、戦後初期の社会化、生産性向上運動、「エアハルト論争」の事例に即して跡づける。
目次
序章 課題と視角
第1章 総力戦体制の構築―体験の代替としてのドイツ学習
第2章 産業合理化―アメリカ化への対抗としてのドイツ学習
第3章 「経済新体制」とドイツ学習―ナチス・モデルとヴァイマル・モデル
第4章 経済復興と社会化―引証基準としてのヴァイマル・ドイツ
第5章 生産性向上運動―アメリカ化の補完としてのドイツ学習
第6章 「エアハルト論争」―ドイツ学習の終焉
終章 総括
著者等紹介
工藤章[クドウアキラ]
東京大学名誉教授。1946年東京生まれ。1969年東京大学経済学部卒業。1975年同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。信州大学経済学部助教授、東京大学教養学部助教授などを経て、1992年東京大学社会科学研究所教授。2010年東京大学停年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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