内容説明
多発する災害。どう向き合うか。多くの教訓を遺した東日本大震災で浮かび上がった災害に強い地域。その秘密は何か。復興計画づくりを支援した経験から解明。
目次
第1部 減災空間編―百年先も安心して住める地域づくり(被災住民に寄り添った復興計画策定支援;海岸堤防の高さに関する合意形成の新たなかたち;もう一つの自然災害から地域の減災力を考える;災害に強い地域づくりのために)
第2部 水田農業編―水田農業と地域社会(津波被害からの水田農業の復興にむけて;津波被災地における農地集積の“納得解”と“最適解”;大規模経営と水田汎用化技術FOEAS;地域社会の機能的等価物の再構築へ)
著者等紹介
福与徳文[フクヨナルフミ]
茨城大学農学部教授。1960年長野県生まれ。東京大学文学部卒。1986年農林水産省農業研究センター、1996年北海道農業試験場、2001年農業工学研究所、2014年茨城大学農学部を経て、現在に至る。京都大学博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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